<東都大学野球> 國學院大学 vs 中央大学

2010年10月21日

 

  昨日、東都大学野球秋季リーグ 國學院大学 対 中央大学 の試合が行われました。1部首位の中央大学は國學院大学に先勝しているだけに、この試合に勝てばぐっと優勝に近づきます。対する國學院大学も現在2位と好位置をキープ。中央大学に2連勝すれば優勝の可能性も高まります。

 そんな一敗もできない両者の対決は國學院大学が阿部投手を先発に、中央大学は入江投手を先発に起用しました。

 

 

 先にチャンスを掴んだのは先攻の國學院大学でした。1回表、1番・澤田選手が出塁し、送りバントで進塁。スコアリングポジションにランナーを進め、先制のチャンスを掴みます。しかし続く3番・渡部主将の打球はボテボテのピッチャーゴロ。ここでなんと2塁ランナーの澤田選手が飛び出し、2,3塁間で挟まれタッチアウト。ピッチャーゴロで出塁した渡部選手も4番・庄司選手の打席で盗塁を失敗し、先制のチャンスが潰えました。

 

 

 1回表に先制のチャンスを逃した國學院大学に4回表、再びチャンスが訪れます。この回先頭の渡邊選手がセンター前ヒットで出塁すると、1アウト後、5番・田渕選手は四球を選び1、2塁に。ここで迎えるはこの日6番DHで出場の畠山選手。中央大学・入江投手の力投に押されながらも振りぬいた打球は当たり千金のタイムリーヒット。打球がライトへ転がる間に、2塁ランナー・渡邊選手がホームを落とし入れ、國學院大学が待望の先制点を叩き出しました。先制を許した中央大学はここで先発・入江投手を諦め、1部リーグ投手成績第一位(勝率10割、防御率0,87)の鍵谷投手を送ります。

 

 

 

 その後、國學院大学は6回と8回にスコアリングポジションにランナーを進めるものの、中央大学・鍵谷投手の好投の前に無得点。対する中央大学は5回裏のスクイズ失敗などもあり得点ならず。試合はこのままゲームセット。國學院大学が1-0で中央大学に勝利しました。

 

 

 勝利投手となった國學院大学・阿部選手は101球を投げ抜く完封勝利。逆転の優勝を収めるためにも勝ちある勝利となりました。

 ハイレベルな戦いが続いた東都大学野球秋季リーグもあと数試合で閉幕。いよいよ来週、優勝チームが決定します。ミニミニは東都大学野球連盟を応援します。

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