<東都大学野球> 亜細亜大学 vs 立正大学 2回戦

2010年5月27日

 本日、亜細亜大学 対 立正大学の2回戦が行われました。昨日の1回戦は2-0で亜細亜大学が先勝。この試合も亜細亜大学が勝てば1部リーグ2位が確定し、昨季覇者・立正大学は最下位が確定してしまいます。

 亜細亜大学・中村投手、立正大学・中川投手の先発。試合は序盤から動きます。1回表、亜細亜大学は1アウト後、2番・青柳選手が出塁すると続くプロも注目する3番・小野選手がライトへ2ベースヒット。ここで頼れる4番・ブルーノ選手が立正大学の出鼻を挫く2点タイムリーヒット。初回に早々と2点を先制しました。

 

 しかしその裏、立正大学も反撃します。1アウト1・3塁の場面で迎えるは、昨日の亜細亜大学・東浜投手のあわやノーヒットノーランという試合の中で、唯一ヒットを放った4番・越前選手。2ストライク後、ボールとファールで粘った6球目をフルスイングすると当たり千金の同点タイムリー2ベースヒット。4番の役割を見事果たしました。

 

 3回表、亜細亜大学は9番・日下選手のセンターを破る2ベースヒットでの出塁から1点を取りリードします。対する立正大学は5回裏、ランナー1・2塁とすると、5番・佐藤選手がレフトオーバーの逆転2点タイムリー。3-4とリードを奪います。

 

 緊迫するシーソーゲームになるかと思われましたが、6回表ツーアウト後、立正大学にとって悪夢が訪れました。亜細亜大学は8番・田中選手のレフト前ヒットを皮切りに、四球と4連打により打者一巡、一挙5点のビッグイニング。8-4と逆転します。

 

 4点リードの亜細亜大学はその後、7回と8回に1点ずつ追加し、守っては大川投手、北原投手の継投で立正大学打線をシャットアウト。8回に雨による約30分の中断にも動揺することなく、10-4でこのカードを制しました。

 今季、惜しくも最下位に沈んだ立正大学は、2部で優勝した青山学院大学との入替戦に望みます。白熱した東都大学野球春季リーグもこれで閉幕。今季優勝の東洋大学を脅かすチームが出てくるのか、今から秋季大会に期待が高まります。

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