<東都大学野球> 国士舘大学vs日本大学

2011年5月23日

 本日、神宮第二球場にて東都大学野球春季リーグ2部 国士舘大学 対 日本大学の第1回戦が行われました。2部リーグはこのカード以外、全ての試合が消化されほぼ順位が確定。現在対戦カード2勝2敗の国士舘大学は、日本大学に連勝して少しでも順位を上げたいところです。対する日本大学は現在首位をキープ。国士舘大学に勝ち越せば、2部優勝とともに1部最下位チームとの入れ替え戦が決定。勝てば3年ぶりの1部となります。時折、小雨が降り落ちる中プレイボール。国士舘大学は坂寄投手が、日本大学は吉田投手が先発のマウンドに立ちました。

 

 

 2回裏、試合が動きます。日本大学は先頭の4番・村田選手が四球で出塁。2アウト後、7番・竹垣選手の打席で村田選手が盗塁を成功させ、先制のチャンスを演出します。ここで竹垣選手が左中間への2塁打を放つと、2塁から一気に村田選手が還り、貴重な先制点を奪います。続く8番・柴原選手もライトオーバーの2塁打で続き、日本大学が2点を先制しました。

 

 

 

 2点を先制された国士舘大学は3回表、吉田選手と丹澤選手の連打で得点圏にランナーを送るも、2番・豊村選手の長打性の当りをセンター・井上選手がダイビングキャッチのファインプレー。攻守ともに波に乗ってきました。その裏、日本大学はファインプレーで球場を沸かせた井上選手がショートのエラーで出塁すると、盗塁を成功させで2アウトながらランナー2塁の追加点のチャンス。ここで登場するは6番で主将の小林選手。この回より坂寄投手に代わり登板した三橋投手からレフト前へヒットを放ちます。2アウトだったためスタートの早かった2塁ランナーの井上選手ですが、今度は国士舘大学・レフトの宮川選手の好返球と吉田捕手のブロックにより本塁タッチアウト。国士舘大学守備陣が追加点を許しません。

 

 

 その後、両チームとも相手投手の前に凡打を築きますが、6回裏、試合は再び動きます。日本大学は先頭の村田選手が三振で倒れると、続く5番DH・中井選手がセンターへの2塁打で出塁。すると先ほどの打席で惜しくも打点の付かなかった主将の小林選手が好投する三橋投手の速球を振り抜き、打球をレフトスタンドへ叩き込む2ランホームラン。この追加点で勝利をほぼ手中に収めました。

 

 

 0-4とされた国士舘大学は7回、8回と得点圏にランナーを送るも好投する日本大学・吉田投手の前にチャンスを費えます。9回も代打攻勢で巻き返しを図りますが、打線が鳴かず試合終了。0-4で日本大学が勝利しました。先発した吉田投手は今季初の完投勝利。明日の第2戦も勝利に収めれば、入れ替え戦に進みます。

 熾烈な戦いを極める東都大学野球2部。ミニミニは公式サポーティング・カンパニーとして大学球児の皆さんを応援しています。

 

 

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