<東都大学野球> 中央大学 vs 国士舘大学

2010年4月14日

 4月13日、プロ野球関係者も注目する中央大学と国士舘大学の試合が行われました。今季公式戦初先発する中央大学の澤村投手はドラフトの超目玉選手。神宮球場には読売ジャイアンツの清武球団代表の姿があったほか、日米併せて16球団のスカウト担当が詰め掛けるなど、澤村投手の期待の高さがうかがえます。

  

 スコアボードに「0」が並んだ後の3回表、1番西銘選手、2番影山選手が連続ヒットで出塁すると、こちらもドラフト候補の3番鮫島捕手(主将)のタイムリーツーベースにより中央大学が2点を先制。その後、4回、5回に1点ずつ返され同点とされると試合は延長戦に。10回表、1番西銘選手のヒットの後、犠打で進塁すると、またも頼れるキャプテン3番鮫島捕手のタイムリーツーベースにより勝ち越しました。
 澤村投手は試合序盤、150kmを越える剛速球の連投で場内を沸かせると、中盤以降は変化球を巧みに織り交ぜたピッチングにスイッチ。“豪腕且つ技巧”という大会№1投手の呼び声を体現したピッチングでした。

 

 中央大学の守備のもつれもあって得点した国士舘大学ですが、それ以上に、好打者の多い中央大学を3点に抑えたのは見事。昨季の2部秋季リーグでは7割を越える勝率で1部昇格を果たした実力はホンモノです。
 現時点では1勝4敗と負けが多いものの、今季リーグ戦のダークホース的な存在といえるでしょう。

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