<東都大学野球> 亜細亜大学 vs 國學院大学

2016年4月8日

 第85回を数える東都大学野球の春季リーグ戦の栄えある開幕カードは、昨季優勝の亜細亜大学と惜しくも5位に甘んじた国学院大学との一戦。亜細亜大学は常葉橘高校出身の高橋投手が先発。対する國學院大学は帝京高校出身の清水投手がマウンドに向かいます。

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 試合は一回から動きます。1回裏、後攻の國學院大学は先発の高橋投手を攻め立てます。1番・山﨑選手が四球を選ぶと2番・岡部選手はサード内野安打で出塁。続く久保田選手はショートフライに倒れるも、4番・平川選手の4球目に高橋投手がパスボール。1アウト2・3塁となります。これに高橋投手は慌てたのか、平川選手には死球で出塁させ、満塁のピンチを迎えます。國學院大学にとっては絶好のチャンス到来。ここで打席には打撃改革に取り組んできた5番・諸見里選手。諸見里選手は期待に応え、レフト前にタイムリーを放つと、2アウトから7番・飯野選手はライト前へ2点タイムリーヒットで続きます。8番・君島選手は死球で出塁すると、ラストバッター進藤選手はダメ押しとなる2点タイムリーをセンターに弾き返します。
 國學院大学は初回に一挙5点を先制。試合を有利に運ぶ展開となりました。

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 試合は決したかに思えましたが、ここから亜細亜大学の反撃が始まります。
4回表、亜細亜大学は3番・北村選手がライト前ヒットで出塁すると、5番・水本選手のレフト前ヒットと7番・木村選手のタイムリーヒットで1点を返すと、5回には四死球からチャンスを広げ、北村選手と宗接選手のタイムリーで3点を返します。見どころは1点差に迫った8回表。昨季首位打者の1番・法兼選手の2塁打と2番・木浪選手の3塁打の2本のタイムリーにから2点を奪い、逆転に成功。王者の意地を見せました。

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 2回以降ゼロ行進だった國學院大学は逆転されたその裏、反撃に転じます。
この回先頭の7番・斉藤(湧)選手はライト前ヒットで出塁し、犠打で二進すると、9番・進藤選手のこの日3本目のヒットで同点に成功。こうなると流れは完全に國學院大学のペース。続く1番・山﨑選手もライト前で逆転すると、球場は割れんばかりの大歓声に包まれます。

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 國學院大学は3人目の宮内投手が9回を三者凡退に打ち取り、ゲームセット。見事、乱打戦を勝しました。
開幕カードから手に汗握る好ゲームとなった今春の東都大学野球。今後の熱戦にご期待ください。

ミニミニは東都大学野球の公式サポーティングカンパニーとして、今後も応援して参ります!
 
 
 
 

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