<東都大学野球> 國學院大学vs拓殖大学

2013年9月8日

 昨日開幕した東都大学野球秋季リーグ戦。第一試合は亜細亜大学が青山学院大学に競り勝ち、昨季王者の片鱗を見せました。続く第二試合はドラフト候補・杉浦投手擁する國學院大学とこの試合が創部以来初の1部リーグ戦を迎えた拓殖大学です。國學院大学は開幕戦にエース・杉浦投手を起用。対する拓殖大学は成長著しい2年生の尾松投手を先発に。この試合は拓殖大学が杉浦投手をどう打ち崩せるか、そして2部春季リーグ戦では驚異的な防御率0.58を記録した拓殖大学・尾松投手が1部チーム相手にどこまで抑えられるかに注目が集まります。

國學院大学の杉浦投手は右の本格派投手 制球力に秀でる拓殖大学・尾松投手

 

 試合は序盤から動きます。1回裏、拓殖大学は國學院大学・杉浦投手の出鼻を挫きます。1番・野添選手が四球で出塁すると、2番・村岡選手はライト前へクリーンヒットを放ち、この間に野添選手は俊足を活かし、3塁へ到達。ノーアウトで得点圏にランナーを進めた拓殖大学は、続く3番・吉池選手が期待に応え、センターに弾き返す貴重なタイムリーヒットで1点を先制します。勢いに乗る拓殖大学は、なんと4番の高橋選手にバントのサイン。これを高橋選手がきっちりと決め1アウト2・3塁とすると、この送りバントが功を奏します。5番・主将の北條選手はセカンドゴロに討ち取られたかと思われましたが、3塁ランナー・村岡選手が果敢にホームへ突入。これが國學院大学二塁手・春田選手の送球エラーを誘い、2点目を奪取。拓殖大学が試合をコントロールします。

球団史上、1部リーグ初安打を放つ2番・村岡選手 先制タイムリーヒットを放つ3番・吉池選手

タイムリーヒットの吉池選手に拍手を送る野添選手 低めのボールを叩き、送球エラーを誘った北條選手

 

 いきなり2点のビハインドを背負った國學院大学は2回表、2者連続三振を記するも7番・小木曽選手がセンター前ヒットで出塁します。小木曽選手はすぐさま盗塁を決め、2塁へ到達。すると8番・櫻吉選手もセンター前に弾き返し、2塁から小木曽選手が一気にホームを陥れ、國學院大学は一点差に詰め寄ります。

センター前ヒットを放つ國學院大学・小木曽選手 タイムリーヒットを放つ櫻吉選手

 

 1回の先制以降、國學院大学・杉浦投手の前にヒット1本に抑えられていた拓殖大学は5回裏、猛打に出ます。1アウト後、1番・野添選手、2番・村岡選手、3番・吉池選手の連続ヒットで満塁とすると、打席には主砲・高橋選手。2部春季リーグ戦では最高殊勲選手に選ばれた高橋選手のバットから飛び出したのは、尾松投手を援護するライトフェンス直撃となる待望の2点タイムリーヒット。5番・北條選手はサードフライに討ち取られますが、続く6番・鈴木選手はレフト前に運び、貴重な追加点を奪い、国学院大学・杉浦投手をマウンドから引き摺り下ろします。

センター前ヒットの拓殖大学・野添選手 村岡選手もセンター前ヒットで出塁

吉池選手のヒットで3連打 タイムリー2塁打で貴重な追加点を奪う高橋選手

鈴木選手からもタイムリーが飛び出す

 

 7回にも四死球からチャンスを広げた拓殖大学は、北條選手と鈴木選手のタイムリーヒットから3点を追加。大量リードを与えてしまった國學院大学は8回に3連打で反撃するも、1番・春田選手の犠牲フライからの1点止まり。9回には尾松投手から引き継いだ飯野投手が追加点を許さず試合は2-8で拓殖大学の勝利。球団史上初の1部の試合を最高の形で終えました。終始落ち着いたピッチングを見せた拓殖大学・尾松投手は7つの三振奪う119球の力投を見せ、将来のドラフト候補としての力量を発揮しました。

試合終了後、応援席に一礼する拓殖大学

  

 拓殖大学の躍進がまだまだ続くのか、今後も期待が膨らみます。惜しくも初戦を落としてしまった国学院大学。走・攻・守がそろった好チームなだけに、巻き返しが望まれます。ミニミニは大会公式スポンサーとして手に汗握る試合が続く東都大学野球を応援いたします。

 

 

 

 

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