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<全日本大学野球選手権大会> 東北福祉大学vs佛教大学

2010年6月9日 水曜日

 昨日8日、東京ドームにてミニミニ城西も協賛する「全日本大学野球選手権大会」の第一回戦が行われました。

 注目のカードはなんと言ってもこの東北福祉大学vs佛教大学。阪神タイガースや広島カープがドラフト1位候補に上げている佛教大学・大野投手が登板することもあり、スタンドには数多くの大学野球ファンやプロ野球関係者が詰め掛けました。

 

 先発は東北福祉大学・中根投手、佛教大学・大野投手。大野投手の立ち上がりに注目されましたが、1回表、東北福祉大学がたたみ掛けます。1番・山田選手がデッドボールで出塁すると、2番・荻堂選手の送りバントを大野投手が痛恨のフィルダースチョイス。ノーアウト1,2塁の先制のチャンスに3番・阿部選手はライト前にクリーンヒットを放ちました。序盤からノーアウト満塁のピンチを招いた大野投手でしたが、圧巻はここから。140km/h台のストレートと110km/h台のカーブを織り交ぜ、後続をセカンドフライ、キャッチャーフライ、三振とピンチを脱します。

 

 対する東北福祉大学・中根投手も立ち上がりは順調。打力に定評のある佛教大学打線を5回までヒット1本に抑えます。

 試合が動いたのは6回裏。佛教大学はヒットとフィルダースチョイス、四球とノーアウト満塁の絶好のチャンスを作ると、3番・池本選手が当たり千金のセンター前ヒットで1点を先制。続く4番・柏原選手の犠牲フライにより追加点を得ました。

 

 試合は0-2で佛教大学の勝利。大野投手は6回の2点を守りきり、被安打2、12奪三振を記録する好投。自己最速タイの151km/hも記録するなど、優勝へ上々の滑り出しとなりました。

 全国の大学野球連盟優勝チームが頂点を争うこの大会は13日(日)まで。白熱の「全日本大学野球選手権大会」をミニミニは応援します。