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<東都大学野球>祝優勝! 東洋大学2季ぶりV!

2010年5月19日 水曜日

 今日勝てば2季ぶりの優勝が決定する東洋大学。先発は好調の乾投手にマウンドを託すも、対戦相手は入れ替え戦を免れたいと必死に食い下がる国士舘大学。昨日の快勝から東洋大学の楽勝ムードが漂う中、試合は大方の予想を覆す国士舘大学の猛攻から始まった。

 1回表、国士舘大学は先発・乾投手の立ち上がりを攻め立てる。1番・西川選手が2塁打で口火を切ると、2者が倒れ2アウトとされながらも、この日4番に座るDH・河野選手のヒットから5番・青山選手、6番・糸賀選手、7番・井上選手の3連続2塁打により一挙4点を先制。早々と先発・乾投手をマウンドから引きずり下ろした。

   

 いきなり4点ビハインドの東洋大学はその裏、2番・上原選手がピッチャー強襲の内野安打で出塁すると、続く木村選手もヒットで続く。ランナー1,3塁で迎えるバッターは全日本にも選ばれている5番・佐藤選手。国士舘大学・先発の屋宜投手の甘く入ったストレートをフルスイングすると、打球はレフトスタンド中段へ突き刺さった。

 1点差に追い上げられた国士舘大学は3回に2点を追加し6-3とするものの、東洋大学も負けじとその裏に2点を追加し6-5の接戦となる。今日負ければ入れ替え戦が決定的となる国士舘大学は、6回表に9番・今江選手がライトスタンドへの2ランホームランで引き離しにかかるも王者奪還に燃える東洋大学は7回裏に反撃を開始する。佐藤選手のタイムリーヒットで1点を返すと、チャンスに強い7番・林崎選手が同点2点タイムリー。その後、代打・橋本選手が当たり千金の逆転タイムリーを放つとベンチ、そしてスタンドは歓喜の渦に包まれた。

     

東洋大学はこのまま逃げ切り2季ぶりの優勝を達成! 投打に定評のある好チーム、次は全日本優勝を目指す。

 おめでとう、東洋大学!!

ミニミニは「東都大学野球連盟」を応援しています。