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<東都大学野球> 立正大学 vs 亜細亜大学

2010年5月26日 水曜日

 本日、立正大学 対 亜細亜大学の試合が行われました。亜細亜大学はこのカードに勝つと2位に浮上するため気合充分。対する立正大学も昨シーズンの覇者の意地をかけ負けられない試合。ゲームは1点を争う好ゲームとなりました。

 

 立正大学・南投手、亜細亜大学・東浜投手の両エースが先発したこの試合、まず先制のチャンスを得たのは立正大学でした。「0」が並んだ5回表。4番・佐藤選手が左手首への死球により出塁すると、5番・田中選手がバントで送ります。続く6番・中嶋選手の進塁打により2アウト3塁。緊張の高まる中、亜細亜大学・東浜投手の力投により勝負強いバッティンが定評の高橋選手を三振に仕留め、ピンチを脱しました。

 スコアが動いたのは6回裏。先制したい亜細亜大学は、この回先頭の本間選手が内角ギリギリに、ホームに覆いかぶさるように構え、南投手をけん制。これを嫌った南投手は四球を与えてしまうと、動揺したのか9番・中西選手に代わり代打・雪下選手に対しては死球で出塁を許します。打順は1番に返り、バッターは打率.270の高田選手。俊足を活かし、内野安打で出塁すると、亜細亜大学はノーアウト満塁の絶好のチャンスを迎えました。続くバッターは2番・青柳選手。スクイズを試みるかと思われましたが、亜細亜大学・生田監督はタッチプレーの無い“満塁”という状況を踏まえ、ヒッティングの強攻策を投じます。これが功を奏し、センターへの犠牲フライによる1点をもぎ取ります。

 

 

 7回裏には、またもや亜細亜大学が2アウトながら満塁のチャンスを迎えるも、対する立正大学はこの回からマウンドに立った出雲投手から児玉投手に継投し、亜細亜大学の猛攻を食い止めます。

 8回裏、亜細亜大学は1アウト後、2番・青柳選手が死球で出塁し、3番・小野選手の進塁打により2塁へ。追加点のチャンスを掴むと、続くバッターはチーム打率トップの4番・ブルーノ捕手。ショートゴロに打ち取られたかに見えましたが、悪送球により1塁手の足がわずかに離れセーフ。この間に2塁走者・青柳選手が一気に本塁を落とし込み、貴重な追加点を上げました。

 

 亜細亜大学・東浜投手はここまで立正打線をノーヒットに抑える力投。9回表、代打で登場した越前選手にライト線2塁打を打たれ、ノーヒットノーランの偉業は達成できませんでしたが後続を断ち、ゲームセット。明日の2回戦へ2位浮上の望みを繋ぎました。

 明日は2回戦と閉会式の模様をお伝えします。

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