2010年9月22日 のアーカイブ

<東都大学野球> 國學院大学vs東洋大学

2010年9月22日 水曜日

 昨日は2-0で國學院大学に完封勝利した東洋大学。連勝して1部リーグ1位の座を守れるのか、はたまた國學院大学が昨日の雪辱を果たせるのか・・・。接戦が予想される一戦です。この試合、國學院大学は勝率10割で防御率0.00、投手成績1位(9月19日現在)の鷲尾投手が先発。対する東洋大学はプロ注目の乾投手がマウンドを託されます。

 

 

 この試合、先制したのは東洋大学でした。2回裏、6番DHの堀越選手がダブルプレー崩れで出塁します。後続が三振で倒れ2アウトとなりますが、8番・瀧本選手が左中間を深々と破るタイムリー2塁打で1点を先制します。

 

 

 

 その裏、國學院大学が反撃します。この回先頭の8番・田淵選手がセンター前ヒットで出塁し、9番・中澤選手が送って1アウト2塁。1番・澤田選手が三振するも、続く2番・石川選手はレフトへのタイムリー2塁打で同点とします。3番・主将の渡辺選手もライト前ヒットで続き、エラーも重なり2点目を追加。國學院大学が逆転に成功します。6回表にも4番・庄司選手が四球で出塁すると、7番・谷内選手のセンター前ヒットで生還。國學院大学が3点目を追加します。

 

 

 

 

 7回裏、東洋大学は6番・堀越選手が四球で出塁すると、続く7番・鮫島選手がライトへの2塁打で1アウト2,3塁とし、絶好のチャンス。8番・瀧本選手もピッチャー強襲の内野安打で出塁し、3塁から堀越選手がホームイン。その差を1点に詰め寄ります。しかし、9番・林崎選手は國學院大学の堅守の前に6-4-3のダブルプレーと打ち取られ、反撃もここまで。

 

 

 

 8回、9回と國學院大学・鷲尾投手が踏ん張りゲームセット。國學院大学が3-2で接戦を制しました。鷲尾投手は2失点を記したものの勝率は変わらずの10割。東洋大学・藤岡投手と並び、最優秀投手候補と目されています。一方、2連勝で弾みをつけ、来週の青山学院大学戦に臨みたかった東洋大学。明日の國學院大学との3回戦で対戦カード勝ち越しを目指します。

 まだまだ順位が決しない秋季リーグ。本当の戦いはこれからです。ミニミニは公式サポーティング・カンパニーとして東都大学野球連盟を応援しています。

<東都大学野球> 中央大学vs亜細亜大学

2010年9月22日 水曜日

 本日、中央大学vs亜細亜大学の2回戦が行われました。昨日は中央大学主砲・井上選手のサヨナラホームランで延長戦を制した中央大学。2連勝し、対戦カード勝ち越しを狙います。対す亜細亜大学はなんとしても一矢報いたいところ。白熱する試合展開が予想されます。

 中央大学は今大会が最後となる四年生・上松投手が先発。対する亜細亜大学は、春季リーグ戦で勝率7割5分を記録した中村投手が先発です。

 

 

 昨日は0-0のまま延長戦に突入しましたが、今日は序盤から試合が動きます。中央大学の攻撃を三者凡退で切り抜けた亜細亜大学はその裏の1回裏、昨日の9番から今日は1番に抜擢された高田選手が初球をセンター前に弾き返し、期待に応えます。送りバントで2塁へ進むと、バッターボックスには3番・本間選手。球威に押された打球はショートゴロに。しかしここで中央大学ショート・遠藤選手がまさかの1塁悪送球。この間に、高田選手は俊足を活かし一気にホームイン。タイムリーエラーで失点という最悪の展開となります。しかし中央大学は3回表、2アウトから1番・杉沼選手がサードへの内野安打で出塁すると、すかさず盗塁を成功させます。2アウト2塁の場面で迎えるは1年生ながらスタメン登録の2番・影山選手。コンパクトに振り抜いた打球は、レフトへのタイムリー2塁打となり、中央大学が1-1と追いつきます。

 

 

 

 同点に追いついた中央大学に4回裏、ピンチが訪れます。センターフライとセカンドゴロで2アウトを取るものの、亜細亜大学7番・主将の加嶋選手にライト前ヒット、続く8番・田代選手にはセンター前に運ばれる連打。さらに9番・田中選手には四球と、満塁のピンチ。バッターボックスには先制の口火を斬り、3回にもヒットを放つなど、2打席連続ヒットで波に乗っている1番・高田選手が入ります。ここですかさず中央大学・高橋監督が動きます。左バッターの高田選手に対し、先発・上松投手から左投げの入江投手にスイッチ。マウンドを託された入江投手はこのピンチを三振で切り抜け、中央大学の“左”には“左”という常套策がはまります。

 

 

 

 次の回、ピンチを脱した中央大学は一転、チャンスをものにします。7番・島田選手がエラーで出塁すると、続く8番・石川選手が送りバント。しかしファーストが後逸し、連続エラー。9番・平松選手は四球を選び、ノーアウト満塁の絶好の追加点のチャンス。打順は1番に帰りましたが、杉沼選手はダブルプレーに倒れますが、なおも2アウト2、3塁。続く2番・影山選手は四球を選び、満塁に。この場面で打席には3番の西銘選手が打席に立ちます。春季リーグでベストイレブンに輝いた西銘選手は走者一掃のタイムリー2塁打を放ち、中央大学が3点を追加。逆転に成功します。

 

 

 

 5回裏、亜細亜大学は四球の本間選手、センター前ヒットのブルーノ選手を塁に置くと6番・小野選手が2点タイムリー3塁打で1点差としますが、反撃もここまで。

 

 

 

 両チーム、このまま得点は入らず、中央大学が3-4で逃げ切りました。亜細亜大学に連勝し、対戦カードを勝ち越した中央大学は1部リーグ首位にランクアップ。勝率8割と評判どおりの強さを示しました。このまま中央大学が勝ち続けるのか? 今日の敗戦を糧に亜細亜大学が巻き返すのか? 秋季リーグは最高の盛り上がりを見せています。

 ミニミニは公式サポーティング・カンパニーとして東都大学野球連盟を応援しています。