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<関東学生ハンドボール>男子最終日

2010年9月26日 日曜日

 昨日、関東学生ハンドボール連盟秋季リーグ 男子1部の試合が行われました。最終日という事もあり、会場となった国士舘大学多摩キャンパスの体育館は多くのハンドボールファンでいっぱい。最高の盛り上がりを見せていました。

 この日の注目カードは2カード。まずは15:00より試合開始となったホームチームの国士舘大学(赤)vs中央大学(白)です。ともに6位と8位という実力からしたら物足りない成績で最終日を迎えてしまいましたが、白熱の試合を見せてくれました。特に国士舘大学のパスからの崩しは圧巻。中央大学ディフェンスを翻弄し、わずかな隙間を突いてくるテクニカルな試合運び。前半は19-7と大きくリードを広げました。後半、ようやく中央大学もエンジンがかかりだし、国士舘大学と互角以上に渡り合います。結局試合は32-25で国士舘大学の勝利。後半だけ見れば13-18と中央大学が勝っていただけに、前半の大量失点が悔やまれます。

 

 

 

 そして注目カードもうひとつ。最終日の最終試合は今期の1位・2位対決、日本大学(桃)vs日本体育大学(白)が火花を散らしました。ここまで8戦全勝と早くも優勝を確定させた日本大学。シュートバリエーションやプレスなどは、他チームより1枚上手。対する日本体育大学も惜しくも連覇はなりませんでしたが、常勝が命題の大学№1チーム。日本大学の全勝優勝を阻むべく、この最終戦に掛ける思いは強いようです。試合は隙の無い日本体育大学が終始リード。ディフェンスで踏ん張った後のカウンターが次々と確実に成功し、前半は17-9と1位日本大学から大きなリードを奪います。後半、日本大学も力を発揮し始めシーソーゲームの展開となりますが、時既に遅し。試合は35-27で日本体育大学が来期に繋がる一勝を勝ち得ました。

 

 

 

 

 秋季リーグもこれで終わり。今期は日本大学の8シーズンぶり11回目の優勝で幕を閉じました。最後まで早稲田大学から1負が尾を引いてしまった日本体育大学や上位チームから勝ちを奪えず、3位に甘んじた筑波大学は来期に掛ける意気込みは強いものでしょう。来期は日本大学の連覇となるのか、はたまた国士舘大学や中央大学など下位チームが躍進をとげられるのか、期待は高まります。

 ミニミニは公式サポーティング・カンパニーとして関東学生ハンドボール連盟を応援しています。