‘東都大学野球’ カテゴリーのアーカイブ

<東都大学野球> 亜細亜大学 vs 中央大学

2014年4月8日 火曜日

 春季リーグ戦開会式直後に行われた今シーズンの開幕試合は、昨季王者・亜細亜大学とプロ注目の主将・島袋投手要する中央大学の一戦。今季初勝利を狙う両チーム。亜細亜大学はエース・山崎投手が先発。対する中央大学は成長著しい山手投手が先発のマウンドに上がりました。

      

 

 試合は2回裏に動きます。後攻の中央大学はこの回先頭の5番・神里選手が初球を叩くと、あわやホームランといった打球をレフトへ弾き返し、ノーアウト3塁の先制のチャンスを作ります。続く6番・金子選手は四球を選ぶと、7番・小河選手はセンター前へのタイムリーヒット。幸先良く中央大学が先制します。

      

      

 

 3回裏、山崎投手の三者連続三振の好投により勢いを掴んだ亜細亜大学。4回表の攻撃は2番・藤岡選手から。藤岡選手はセンター前へのクリーンヒットで出塁すると、3番・北村選手が送り、1アウト2塁の同点のチャンスを演出します。ここで登場するは2年生ながら4番を任される期待の主砲・水本選手。水本選手はセンター前へのタイムリーヒットという形で4番の責任を果たし、見事、試合を振り出しに戻します。

      

      

 

 その後は両者、ヒットはでるもののチャンスを活かせずゼロ行進。延長戦突入の機運の高まる中迎えた最終回。亜細亜大学は7回から登場した長谷川選手が当たり千金のソロホームランをライトスタンドに叩き込み、見事逆転に成功します。流れに乗った亜細亜大学は四球と送りバントから、最後は3番・北村選手の犠牲フライで1点を追加。試合を決定付けます。その裏、亜細亜大学・山崎投手は四球からランナーを出すも、後続を断ち切りゲームセット。143球の熱投で見事価値ある一勝を挙げました。

      

  

 戦後初の6連覇を目指す亜細亜大学が勝利で飾った今季開幕戦。亜細亜大学を脅かすチームは何処になるのか、大学野球ファンには興奮の続く試合が続きます。ミニミニは東都大学野球連盟の公式サポーティング・カンパニーとして、勝利を目指す選手たちを応援しています!

 

 

 

<東都大学野球> 春季リーグ戦開会式

2014年4月8日 火曜日

昨日4月7日。見事な晴天の中、東都大学野球春季リーグ戦の開会式が行われました。

 開会式は国旗掲揚後、昨シーズンの優勝チームの優勝旗やトロフィーの返還行われ、連盟理事長の本郷茂氏による開会の挨拶がありました。また東都大学野球連盟所属の21大学の代表として選手宣誓は亜細亜大学の眞野恵祐主将が務め、球場に詰め寄った大学野球ファンから暖かい拍手が送られました。

      

      

開会式には来賓として、弊社株式会社ミニミニ城西 代表取締役 岡野英樹も参列。東都大学野球連盟を支えるサポート企業の一社として御招き頂きました。

手に汗握る熱戦が繰り広げられる、大学最高峰の東都大学野球。今季も影ながら大学球児たちの奮闘をバックアップして参ります!

<東都大学野球> 秋季リーグ戦表彰式

2013年11月1日 金曜日

 昨日、最終戦となる拓殖大学 対 青山学院大学の試合後、東都大学野球秋季リーグ戦の閉会式が神宮球場にて行なわれました。

 今季の1部リーグでは絶対的エースの九里投手擁する亜細亜大学がなんと5連覇を飾り、圧倒的な強さで優勝。2部リーグはこれまで幾多の1部優勝を勝ち取ってきた東洋大学が優勝し、1部復帰を狙います。1部優勝の亜細亜大学、2部優勝の東洋大学、3部優勝の大正大学、4部優勝の一橋大学への優勝旗・優勝杯の授与が行われ、球場は大きな拍手で包まれました。

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 各賞の発表では、.419の高打率を記録した青山学院大学・渡邊(友)選手が「首位打者」を、「最高殊勲選手」と「最優秀投手」には亜細亜大学・九里投手がW受賞しました。九里投手には、弊社ミニミニ城西 代表取締役 岡野英樹から記念のトロフィーを贈呈致しました。

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群雄割拠の東都大学野球。来季はどのチームが、そしてどんな選手が注目されるのか、野球ファンは目が放せないことでしょう。

 ミニミニは東都大学野球をこれからも応援していきます。

 

<東都大学野球>拓殖大学 vs 青山学院大学

2013年10月31日 木曜日

 本日、東都大学野球秋季リーグ戦の最終戦が神宮球場で行なわれました。最終戦のカードは今季初の1部リーグ入りを果たした拓殖大学と青山学院大学の第二回戦です。

 1回表、拓殖大学は1番・井田選手がヒットで出塁すると1死後、3番・吉池選手がセカンドのエラーで出塁し、1アウト1・3塁とします。続く4番・高橋(弘)選手は内野ゴロに打ち取られますが、先取点を焦った3塁ランナー・井田選手が三本間で挟まれ、惜しくもアウト。ランナー2・3塁ながら2アウトと踏ん張る青山学院大学・先発の斉藤投手でしたが、5番・北條選手に力んだのか、まさかの暴投。3塁ランナー・吉池選手がホームに還り、拓殖大学が1点を先制します。続けざま、北條選手は貴重なタイムリー3ベースヒットでさらに1点を追加。拓殖大学が青山学院大学主将の斉藤投手の出鼻を挫きました。

  初回、ヒットで出塁の拓殖大学・井田選手    タイムリーヒットを放つ北條選手

 
 5回表も拓殖大学が攻勢に出ます。ラストバッターの玉城選手が四球で出塁後、1番・井田選手もヒットで続きます。ここで拓殖大学は野添選手を代打に送ると、四球を選び1アウト満塁とします。珍しく制球に苦しむ斉藤投手に付け入れたい拓殖大学は、4番・高橋(弘)選手も四球を選び、押し出しで1点。続く5番・北條選手は1回表に続くタイムリーヒットで更に1点を追加。大きな勝ち越し点を奪取しました。
 反撃に出たい青山学院大学は7回裏、6番・内田選手に代わり首位打者の渡邊(友)選手が2ベースヒットで出塁すると、7番・安田(大)選手のセカンドゴロの間に3塁へ進塁。続く8番・山口選手は死球で出塁し、1アウト1・3塁とすると、9番・加藤(匠)選手のショートゴロの間に渡邊(友)がホームイン。青山学院大学がようやく1点を返します。

  首位打者の青山学院大学・渡辺選手

 しかし反撃はここまで。8回表には5番・北條選手のヒットから秋山選手のタイムリー1点を追加した拓殖大学が5-1で青山学院大学を退けました。

 この試合で今年の東都大学野球の試合は全日程終了。11月9日より、1部リーグ最下位の駒澤大学と2部リーグ優勝の東洋大学が1部リーグの席を争う入替え戦を行ないます。来春のカードを占う入替え戦も見逃せません。

 ミニミニは公式サポーティングカンパニーとして、大学野球に燃える球児たちを応援しています。

 

 

 

 

東都大学野球連盟主催「就職フォーラム」開催

2013年10月21日 月曜日

先日10月19日(土)、青山学院大学 青山キャンパス17号館にて東都大学野球連盟主催「就職フォーラム」が開催されました。

会場は青山学院大学 青山キャンパス

このフォーラムは毎年行われる東都大学野球連盟主催の就職セミナーで、東都大学野球連盟に所属する3・4年生の野球部員(マネージャー含む)を対象にしたものです。一般の学生に比べ、日頃部活動で忙しく就職活動の時間が制限されてしまう野球部員の学生のために、就職活動の心得や働くことの意義などが講義されます。この、学生にとって大変貴重な催しに、私どもミニミニもお手伝いさせて頂きました。

    受付の様子

 フォーラムは東都大学野球連盟理事長の本郷 茂 氏の挨拶にはじまり、その後、株式会社スポコン 代表取締役 石渡 圭輔 氏が講師を務める就職講座へと移りました。

    

 石渡 氏の講義の次に行なわれた「現役・OBメッセージ」では駒澤大学野球部のOB・北畠 俊也さん(現:株式会社 大塚商会)が就職活動に励む学生の皆さんへ自分の経験談も踏まえ応援メッセージを送りました。

また、求人の採用を司る企業のトップとしてアドバイスを送る「TOPメッセージ」では、弊社 株式会社ミニミニ城西 代表取締役の 岡野 英樹が大役を仰せ付かりました。ミニミニではこれまでに多くの東都大学野球部出身者が入社し、現在も活躍中です。その点も踏まえ、岡野より第一印象の重要さなど採用を出す側からのアドバイスをおくり、参加された学生はメモをとるなど真剣に耳を傾けておりました。

    株式会社ミニミニ城西 代表取締役 岡野 英樹

 就職フォーラムの最後は、会場を移して行なわれた「模擬 会社説明会」です。そこでは東都大学野球連盟をサポートするミニミニの他、5社が参加しました。ミニミニグループの説明会では、プロジェクターを使いミニミニの仕事内容や規模、そして社会的な活動内容などを説明させて頂きました。

模擬 会社説明会の様子

 約4時間にわたる東都大学野球連盟主催の「就職フォーラム」。これまで学業と野球を両立してきた学生たちにとって、今後は更にひとつ「就職活動」という柱が加わります。このフォーラムだけで得た知識や経験では限りあるかもしれませんが、学生それぞれ何かの「きっかけ」になって頂ければ幸いです。

<東都大学野球> 中央大学 vs 亜細亜大学

2013年9月25日 水曜日

 本日神宮球場にて、東都大学野球1部秋季リーグ戦の中央大学と亜細亜大学の第2回戦が行なわれました。昨日の初戦を白星で飾った亜細亜大学はここまで無敗。対する中央大学は亜細亜大学エース・九里投手から7安打を放ったものの、無得点に終わり0-1の惜敗となりました。そんな両チーム。小雨の降る中行なわれたゲームは、中央大学は1年生ながら先発に抜擢された松村投手がマウンドへ。対する亜細亜大学は制球力に定評のある山崎投手が先発です。

  中央大学・松村投手    亜細亜大学・山崎投手

  

 満を持して登場の中央大学・松村投手でしたが、1回から亜細亜大学打線に捕まります。1回裏、1アウトから2番・山下選手がセンター前ヒットで出塁すると、続く打撃好調の北村選手は松村投手が投じる3球目を好打。レフト線を破る2塁打を放ち、幸先良く先制します。4番・中村(篤)はフォアボールを選びチャンスを広げると、5番・主将の嶺井選手が期待に応え、レフトポール際を点々とするタイムリー2塁打を放ち、点差を広げます。堪らずここで中央大学・秋田監督は松村投手を諦め、同じく1年生投手の在原投手をマウンドへ。在原投手は続く6番・水本選手をファーストゴロに打ち取るも、3塁ランナーの中村(篤)選手が果敢にホームを狙い追加点。この回、3点を亜細亜大学がリードします。

  レフト前ヒットを放つ亜細亜大学・山下選手    先制タイムリーを放つ北村選手

  主将の一打は貴重な追加点    3塁ベースを回る北村選手

 

 亜細亜大学の2回裏の攻撃は、8番・遠藤選手から。遠藤選手はカウントを2-2と追い込まれた後の5球目、内角高めのボールを強振。打球はぐんぐん伸び、ライトスタンドへ。貴重な勝ち越しソロホームランを放ちます。

  豪快な一発を放つ遠藤選手    ホームに還る遠藤選手

 

 追いすがる中央大学は好投する山崎投手を打ち崩せず、7回までヒット1本に押さえ込まれます。亜細亜大学も3回途中から在原投手の後を次いだ、山手投手の前に打線が繋がりません。

 1点が遠い中央大学は8回表、この回先頭の5番・影山選手がレフト前ヒットで出塁すると、6番・郡司選手はセンターへのタイムリー2塁打を放ち、1点を返します。しかし後続は切って取られ、万事休す。1-4で亜細亜大学が連勝を飾りました。

  レフト前ヒットを放つ中央大学・影山選手    タイムリーヒットを放つ郡司選手

 

 1年生投手の出鼻を挫く試合巧者ぶりを見せた亜細亜大学。投げては山崎投手が103球の完投勝利。また惜しくも敗れた中央大学も、2人の1年生投手にとっては苦くも良い経験と成ったことでしょう。秋季リーグ戦はまだ中盤に差し掛かったばかり。両チームの優勝レースは続きます。 

 ミニミニは大会スポンサーとして、一球一打に賭ける大学球児たちを応援しています。

<東都大学野球> 國學院大学vs拓殖大学

2013年9月8日 日曜日

 昨日開幕した東都大学野球秋季リーグ戦。第一試合は亜細亜大学が青山学院大学に競り勝ち、昨季王者の片鱗を見せました。続く第二試合はドラフト候補・杉浦投手擁する國學院大学とこの試合が創部以来初の1部リーグ戦を迎えた拓殖大学です。國學院大学は開幕戦にエース・杉浦投手を起用。対する拓殖大学は成長著しい2年生の尾松投手を先発に。この試合は拓殖大学が杉浦投手をどう打ち崩せるか、そして2部春季リーグ戦では驚異的な防御率0.58を記録した拓殖大学・尾松投手が1部チーム相手にどこまで抑えられるかに注目が集まります。

國學院大学の杉浦投手は右の本格派投手 制球力に秀でる拓殖大学・尾松投手

 

 試合は序盤から動きます。1回裏、拓殖大学は國學院大学・杉浦投手の出鼻を挫きます。1番・野添選手が四球で出塁すると、2番・村岡選手はライト前へクリーンヒットを放ち、この間に野添選手は俊足を活かし、3塁へ到達。ノーアウトで得点圏にランナーを進めた拓殖大学は、続く3番・吉池選手が期待に応え、センターに弾き返す貴重なタイムリーヒットで1点を先制します。勢いに乗る拓殖大学は、なんと4番の高橋選手にバントのサイン。これを高橋選手がきっちりと決め1アウト2・3塁とすると、この送りバントが功を奏します。5番・主将の北條選手はセカンドゴロに討ち取られたかと思われましたが、3塁ランナー・村岡選手が果敢にホームへ突入。これが國學院大学二塁手・春田選手の送球エラーを誘い、2点目を奪取。拓殖大学が試合をコントロールします。

球団史上、1部リーグ初安打を放つ2番・村岡選手 先制タイムリーヒットを放つ3番・吉池選手

タイムリーヒットの吉池選手に拍手を送る野添選手 低めのボールを叩き、送球エラーを誘った北條選手

 

 いきなり2点のビハインドを背負った國學院大学は2回表、2者連続三振を記するも7番・小木曽選手がセンター前ヒットで出塁します。小木曽選手はすぐさま盗塁を決め、2塁へ到達。すると8番・櫻吉選手もセンター前に弾き返し、2塁から小木曽選手が一気にホームを陥れ、國學院大学は一点差に詰め寄ります。

センター前ヒットを放つ國學院大学・小木曽選手 タイムリーヒットを放つ櫻吉選手

 

 1回の先制以降、國學院大学・杉浦投手の前にヒット1本に抑えられていた拓殖大学は5回裏、猛打に出ます。1アウト後、1番・野添選手、2番・村岡選手、3番・吉池選手の連続ヒットで満塁とすると、打席には主砲・高橋選手。2部春季リーグ戦では最高殊勲選手に選ばれた高橋選手のバットから飛び出したのは、尾松投手を援護するライトフェンス直撃となる待望の2点タイムリーヒット。5番・北條選手はサードフライに討ち取られますが、続く6番・鈴木選手はレフト前に運び、貴重な追加点を奪い、国学院大学・杉浦投手をマウンドから引き摺り下ろします。

センター前ヒットの拓殖大学・野添選手 村岡選手もセンター前ヒットで出塁

吉池選手のヒットで3連打 タイムリー2塁打で貴重な追加点を奪う高橋選手

鈴木選手からもタイムリーが飛び出す

 

 7回にも四死球からチャンスを広げた拓殖大学は、北條選手と鈴木選手のタイムリーヒットから3点を追加。大量リードを与えてしまった國學院大学は8回に3連打で反撃するも、1番・春田選手の犠牲フライからの1点止まり。9回には尾松投手から引き継いだ飯野投手が追加点を許さず試合は2-8で拓殖大学の勝利。球団史上初の1部の試合を最高の形で終えました。終始落ち着いたピッチングを見せた拓殖大学・尾松投手は7つの三振奪う119球の力投を見せ、将来のドラフト候補としての力量を発揮しました。

試合終了後、応援席に一礼する拓殖大学

  

 拓殖大学の躍進がまだまだ続くのか、今後も期待が膨らみます。惜しくも初戦を落としてしまった国学院大学。走・攻・守がそろった好チームなだけに、巻き返しが望まれます。ミニミニは大会公式スポンサーとして手に汗握る試合が続く東都大学野球を応援いたします。

 

 

 

 

<東都大学野球> 亜細亜大学vs青山学院大学

2013年9月7日 土曜日

 秋季リーグの開幕戦は早くも昨季の覇者・亜細亜大学が登場。対するは15季ぶりの優勝に臨む青山学院大学です。亜細亜大学は春季リーグ戦で最高殊勲選手に輝いた九里投手が先発。青山学院大学はチームをまとめる主将の斉藤投手がマウンドに上がります。

  亜細亜大学・九里投手    青山学院大学・斉藤投手

 

 試合は5回に動きます。5回裏、青山学院大学はこの回先頭の5番・渡邊(友)選手が右中間を破る3塁打で出塁すると、続くバッターは三振に討ち取るも、これまで要所をきっちり締めていた九里投手はリズムを崩し、2者連続四球。1アウト満塁のピンチを招きます。すかさず亜細亜大学・生田監督はマウンドに駆け寄り、九里投手にハッパを掛けるも、9番・加藤(匠)選手にセンター前へ運ばれ、失点。青山学院大学が待望の1点を選手します。

  3塁打を放つ青山学院大学・渡邊(友)選手    ピンチにマウンドに駆け寄る亜細亜井大学・生田監督

  タイムリーヒットを放つ加藤(匠)選手    先制し、笑顔いっぱいの渡邊選手

 

 先制された亜細亜大学は6回、反撃に出ます。ライトフライと三振で2アウトとなるも、2番・藤岡選手は四球を選んで出塁。春季リーグ戦で3割5分をマークするなど、ミート力に定評のある3番・北村選手に繋げます。今季からクリーンアップの一角を担う北村選手。鋭く振り抜いた打球は高い弧を描くとレフトスタンドへ。起死回生のツーランホームランで亜細亜大学は逆転に成功します。

  逆転ツーランホームランを放つ亜細亜大学・北村選手    ホームインし、歓喜の雄叫びをあげる北村選手

 

 続く7回。亜細亜井大学は2アウトから主将の嶺井選手が追加点となるソロホームランを放ち、点差を2点とします。対する青山学院大学は9回裏、先頭の6番・安田選手がホームランを放つも反撃はここまで。両チームの全得点がホームランという珍しい試合でしたが、この一発攻勢を制した亜細亜大学が3-2で初戦を白星で飾りました。

  ソロホームランを放つ嶺井選手    ホームランを放つ安田(紘)選手

 

 1点に笑い、1点に無く群雄割拠の東都大学野球。熱い戦いは10月30日まで続きます。果たして今季の優勝はどのチームと成るのか? 大学野球ファン必見の戦いが目白押し!

 ミニミニは白球に燃える大学球児を応援しています。

 

 

 

<東都大学野球> 秋季リーグ開幕!

2013年9月7日 土曜日

 本日、東都大学野球秋季リーグの開会式が神宮球場にて行われました。私たちミニミニもサポーティングカンパニーとして、弊社代表取締役の岡野英樹が開会式に参加させていただきました。

  開会式    監督・審判・役員・来賓

  

 選手宣誓は昨季の覇者・亜細亜大学の嶺井主将。日米大学野球選手権では全試合スタメンマスクを被る選手だけに、力の篭った宣誓でした。

嶺井選手の選手宣誓

 

 「戦国東都」の異名を持つ大学野球界最高峰の東都大学野球。今季の注目は連覇を狙う亜細亜大学の戦いぶりと球団史上初となる1部リーグ昇格を果たした拓殖大学がどこまで躍進するかでしょう。熱い戦いが今季も繰り広げられます。

 ミニミニは大会公式サポーティングカンパニーとして東都大学野球連盟を応援しています。

優勝トロフィー

<東都大学野球> 祝! 拓殖大学1部昇格!!

2013年6月19日 水曜日

9回表2アウト。代打で登場した専修大学1年生・伊與田選手が振り抜いた打球。スタンドインするかと思われた大飛球を、拓殖大学ライト・村岡選手がフェンスに脚を掛け好捕。その瞬間、創部以来初となる拓殖大学の1部昇格が決定しました……。

本日、神宮球場で行なわれた東都大学野球の1部・2部入替え戦。専修大学が先勝するも、昨日の第二戦を拓殖大学が勝利し、一勝一敗。運命の最終戦は多くの大学野球ファンとOBが集まった、熱気高まる雰囲気の中、行なわれました。

拓殖大学は1回戦の雪辱を晴らすべく、左のエース・尾松投手がマウンドに。対する専修大学は池田投手が先発。どちらも好投手なだけに、1点が勝敗を分ける投手戦が予想されます。

    

先攻は専修大学。1回表、拓殖大学・尾松投手の初球を、専修大学1番・高崎選手がレフト前へクリーンヒット。2番・市原選手は犠打で送りますが、後続が倒れ、得点に結び付けられません。その裏、拓殖大学も負けじと1番・井田選手が池田選手の初球をライト前に運びます。2番・村岡選手はショートゴロに倒れますが、この間に井田選手は2塁へ進塁。先制のチャンスを掴みます。3番・吉池選手はファーストライナーに倒れ、2アウトとなるも、続く4番・高橋選手の打席。ここがこの試合の勝敗を分ける場面となります。

高橋選手は内角のボールを引っ張り、三塁線のゴロとなりますが、これを専修大学永濱選手が後逸。レフトに転々と転がる打球をよそに、2塁ランナーの井田選手は一気に本塁を落とし入れ、拓殖大学が先制点を奪取。逆に守備の綻びから大きな1点を与えてしまった池田投手は、続く5番・北條選手と対決。昨日の第二戦、主将の責任を逆転3ランホームランで果たした北條選手はこの日も好調。池田投手から右中間を破るタイムリーヒットを放ちます。3塁を狙った北條選手は、惜しくも3塁ベース手前でタッチアウトと成りますが、1塁ランナー・高橋選手が一足先にホームイン。貴重な2点目を奪います。

    

    

1回から動いた今日の試合でしたが、2回以降は両チームとも要所で一本が出ずゼロ行進。しかしながら圧巻だったのは3回より先発の尾松投手に代わってマウンドに立った拓殖大学・福永投手。3回以降、打者21人をノーヒットと四死球を与えず無得点に抑えた80球を熱投しました。9回裏、最後のバッターとなる代打の伊與田選手が弾いたホームラン性の当たりをライト・村岡選手が好捕すると、1塁ベンチは歓喜の嵐。この瞬間、拓殖大学が創部以来初となる1部昇格を決めました。

    

    

見事、初の1部昇格を果たした拓殖大学。試合後、内田監督は「選手達が良く頑張った」と賞賛し、粘り強い野球が出来た要因を「故障者もいるし、(プロも注目するエースの)石橋もまだピッチング練習はできていない。しかしそれがチームに危機感を与え、練習に励むことが出来た」と前向きなコメント。

この秋、名将・内田監督の下、日本の「勝ち色」である藍色を纏った拓殖大学が1部リーグ戦でどのような試合を見せてくれるのか楽しみです。

ミニミニは来たる秋季リーグ戦も大学球児たちを応援します!